


「ポトスライムの舟」
100ページちょっとの
短編小説だったので
あっという間に読み終わりました♪
この本を実際に読むまでは、
主人公が海外一周の旅に行くお金を
一生懸命節約して貯めていくストーリーなのかと思っていましたが、
実際はそうではなく
29歳の独身派遣社員 ナガセを取り巻く人達との交流の中で
彼女が思い 感じたことを
綴っている日記風のストーリーと言った感じで
とても共感できる部分がたくさんありました。
そして
むしょうに奈良に行きたくなりました♪
ここからはネタばれです。
”恵奈の相手をしている母親を見ながら、
ナガセはときどき、
女の子供の親孝行は結局、
まじめに働くことなどではなく、
手頃な男を見つけて
安泰な結婚をすることなのではないかと考えていた”
この一説。
もう死語となりつつある「適齢期」の女性なら
誰もが一度は感じること。
ひょんなことから
主人公ナガセは 友人のりつ子と 彼女の娘 恵奈ちゃんと同居を始めるんですが、
ナガセの心の中で
少しづつ
二人の同居人の存在が大きくなっていくのを感じました。
家族が増えるって良いですね。
「わたしが40までに結婚せんかったら、
養子でも取る?
孫欲しいやろ」
ナガセにそう言わせたのも
彼女の母が 恵奈ちゃんの事をとてもかわいがっていたから。
きっと
彼女なりに
親孝行がしたかったんだと思います。
なかなか
夢に近づくことができないけれど(っていうか遠まわり?(~_~;) )
このストーリーには
どこか”救い”のようなものがあるというか
今のご時世にとてもマッチしている作品だと思いました。
そもそも
ハッピーエンドってどんな結末なんでしょうか?
本当の”幸せ”って
意外と
私達が思い描いているものとは違うのかもしれませんね。
こういう作品が芥川賞に選ばれるんだ♪
と
初めて
芥川賞作家の本を読んで知る事ができました。
読んで良かったです♪( ̄▽ ̄*)
これが
ポトスライムという植物です♪(’-’*)
